本年度の不動産予測★ ~平成27年度 不動産情報コラム(1)~
みなさん、こんにちは瀬戸です
さて、今年がはじまり、まずは年初めにふさわしく
本年度(平成27年度)の不動産予測
についてお話させていただきます
◆近年の経済と不動産業界の動向
「経済の再生」を第一に掲げているアベノミクス。
国民は安倍政権に2度目の今後の運命を託すことを決めたわけですが、
経済政策は期待どおりとはいえず、まだまだ景気の先行き不安感は否めません
しかしながら、株価が大幅に上昇していることは事実であり、
不動産投資市場は2013年、2014年と伸びを示しています。
東京オリンピック決定後などは、海外投資家が日本に対して
これまで以上に熱い視線を向けており、
大手不動産業者などは現地企業との提携や投資家への動きを活発化させています
ただ、実需面では今年も厳しい状況が予想されます
主な原因は、エンドユーザーの所得が思うように伸びないのに、
価格だけが上昇基調となっているからです。
そのため、新築購入から「中古住宅」へ検討を切り替える動きが出始めているのです
◆消費税増税までの動きとカギは?
消費税率10%への更なる引き上げが平成29年4月へと延期されましたが、
一般のエンドユーザーには今後も厳しい状況が予想されるため、
税金や金融面でのバックアップは不可欠です
今、注目され要望がなされているのが
- 住宅資金贈与特例の延長、拡充(非課税枠を最大3,000万円まで)
- 登録免許税の軽減措置
- 買取再販に対する登録免許税・不動産取得税の非課税措置の創設
…といった各種特例措置の延長です。
これらが実現しなければ、不動産市場の厳しさがさらに深刻化してしまうからです
やはり「税の軽減」は大きなカギであるようです
また、
- 住宅エコポイント
- フラット35S金利の引き下げ
…これらの復活にも注目が集まっています。
エコポイントは、一定の性能確保を要件に、新築取得(建築)者や、リフォーム実施者にポイントを発行し、
いろんな商品と交換できるシステムなのです
これら付加価値と、増税までの駆け込み需要で、平成27年度以降は
景気の弱さが薄らいで、徐々に持ち直し傾向となることが予測されているのです
経済の活性化がなければ住宅・不動産業界の活性化もあり得ません
◆アースコンサルティングオフィスは「中古住宅」の再販に力を入れます
新築も中古も、まだ当面住宅事情が厳しいことには変わりありませんが、
相続税対策や投資家の動きなど、取り巻く環境は刻一刻と変わっていきます
空家増加の傾向においても、新築より中古住宅の価値見直しは必然となるでしょう。
中古住宅購入にまつわる給付金や軽減措置なども広がっています。
弊社では、アースグループとして買い取った住宅をリフォームし、
お客様にご納得いただける価値の住宅を販売していきたいと考えています
平成27年度は「中古物件」をキーワードに、活動したいと考えておりますので
このブログでも年間を通じて「中古物件」にまつわる不動産情報を
掲載してまいります
年間コラムの目次
1. 平成27年度の不動産予測
2. 中古再生にあたりアースで取り組みたい事
3. 今中古不動産が人気の理由
4. リフォームで住みたい家を考えてみる
5. 人の想いを叶えるリフォームのメリット
6. 7. 中古不動産購入の流れ(前編・後編)
8. 9. 中古住宅の安心制度(前編・後編)
10. 中古住宅購入時の諸費用
11. 12. 中古住宅購入に係わる税金と減税制度(前編・後編)
13. 住宅ローン減税について
14. ~17. 中古住宅購入のための知識 (1)~(4)
18. 19. 長期優良住宅化リフォームについて(前編・後編)
20. 21. アースの施工例 (1)(2)
22. 23. お客様の声(1)(2)
ぜひ「中古住宅」購入検討のご参考にしていただきたく、楽しみにしていてくださいね
不動産のこと、いつでもなんでもお気軽にご相談ください
—–> https://eco2009.jp/contact/index.php