サービス残業一切なしの会社にするために取り組んでいること
時代の変化とともに、日本の労働環境は大きく変わり、従来の「長時間労働で成果を上げる」働き方から、「創造性とチームワークを活かしながら効率よく成果を上げる」働き方へとシフトしています。
結婚出産後も働き続ける女性が増えており、2023年には夫婦共働きが1200万世帯を超え、専業主婦世帯のおよそ3倍となったというデータもでました。
[参考]https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA123I60S4A910C2000000/ 日本経済新聞
このような時代背景において、私たちの会社が目指すのは「短時間で質の高いパフォーマンスを発揮し、プライベートも充実させる」という組織体制の構築です。
プライベートを充実させることで自己の創造性やモチベーションが向上し、仕事の質もさらに高まると考えています。
そのためには、サービス残業を一切なくし、規定の労働時間内で効率的に成果を出すことが必要です。
ここでは、私たちの会社がどのような取り組みを行っているのか、具体的な手法や心構えをご紹介します。
チーム制のルールとメリット
私たちの会社は、女性社員が多く活躍していることから「チーム制」を導入しています。
そのため、まずサービス残業を無くすためには、チームとしての働き方のルールをしっかりと定めることが重要だと考え、私たちは次のようなルールを徹底しています。
残業は評価面でもマイナスになる
必要以上に時間をかけて仕事をすることは効率が良いとは言えません。
基本的には定時内に仕事を終わらせる意識を強くもち、逆算思考で業務を進めています。
チーム全員で「定時退社」をルールにする
全員が定時退社を徹底することで、労働時間内で最高のパフォーマンスを発揮する文化を築いています。
自分にしかできない仕事をなくす
特定のメンバーだけが担う業務を減らし、業務の属人化を排除します。これにより、誰でもサポートできる体制が整い、個々の負担を減らすことができます。
「育てあう」文化を形成する
チーム全員が他のメンバーを育てる意識を持ち、互いにスキルを向上させ合います。これにより、チーム全体の活力が向上し、相乗効果で成果を上げることができます。
これらの取り組みによって得られる成果として、次の5つが挙げられます。
- 社内の人間関係が良くなる
- 残業が減る
- 人材が育つ
- チーム全体の成果が上がる
- リーダーの負担が軽減される
ありたい姿を決める・現状を見える化する
次に、組織や個人としての「ありたい姿」を明確にし、現状を見える化するようにしています。
組織のありたい姿に関しては、上層部だけが把握していれば良いというものではなく、スタッフ全員が会社のビジョンや信念を理解していなければいけません。
そのため、数年前にスタッフを交えて会社の分析をする勉強会を行い、そこで出たキーワードから現在の企業理念やアース社員としての心構えが生まれました。
また個人は定期的に面談やチームでのミーティングを設け、各メンバーのスキルやパフォーマンスを把握しています。
仕事として与えられたミッションをこなすだけではなく、1人の人間としての「ありたい姿」に向き合い、発表する場を設け、お互いを応援し合える関係性作りもできるようになりました。
仕事における人間関係は非常に重要で、心理的安全性が高いと業績も伸びると言われています。
それはメンバー全員が発言しやすく、お互いを尊重し合う環境が生まれることで、チームとして質の高い思考と行動が促される仕組みが整うからでしょう。
私たちの会社でもこのサイクルを維持することが、定時退社を徹底するための土台になっていると考えています。
仕事の中身・分担を見直す
業務内容や分担を見直し、業務時間内で確実に終わるように計画を立てることも重要です。
その一環として、弊社では時間を15分単位で細かく管理し、各業務に対する時間の見積もりから落とし込んだ1日のスケジュールとタスクを朝礼で発表するようにしてます。
これにより無駄な残業を避け、定時内に仕事を終わらせることができるようになりました。
さらに、就業報告の日報では実際にかかった時間を振り返り、問題点を抽出することで、次回以降の改善につながっています。
チーム全体で業務の進捗を共有し、優先順位をつけて進めることが、定時退社を実現するカギです。
ワークライフバランスが重要な理由
ワークライフバランスは、私生活が充実することで仕事の質や効率が向上し、結果的にどちらもうまく機能する理想的な状態を指します。
そのためにも、短時間で成果を上げることが重視され、残業に依存しない働き方にシフトしていかなければなりません。
こうした働き方は、企業にとってもスタッフにとっても多くのメリットをもたらします。
まず、長時間労働には様々な悪影響があります。
残業が続けば、人件費や光熱費が増加し、会社の利益を圧迫します。
また、従業員の健康にも悪影響を及ぼし、結果的に生産性が低下している…と感じている方も少なくないでしょう。
さらに、会社に長時間滞在することで、時代の変化に対応できなくなり、新しい知識やスキルの習得が疎かになる危険性もあります。
特にサービス残業は大きな弊害で、個人のモチベーションを下げるだけでなく、会社全体の効率を悪化させる原因となると考えています。
独身時代は定時までに終わらなければ残業すればいいと考えていた方もいらっしゃるかと思いますが、子どもが生まれるとそういうわけにはいきません。
となると、限られた時間で業務を遂行することは必須であり、計画性や効率化は避けて通ることはできないでしょう。
時間を有効に使うためには、限られた時間の中でアイデアやスキルをフルに活用することが重要で、時間の使い方が上手な人は、積極的にアイデアを出し、情報を幅広く集め、決断力を持って次々と仕事を進めることができます。
逆に、時間を上手に使えない人は、アイデアを出さずに会議を長引かせるなど、生産性が低下することが多いのです。
私たちの会社は、チーム全員で「定時退社」をルールにすることによって「残業ありきで仕事をしない」空気作りができるようになりました。
時間ではなく裁量労働制を採用し、いかに短い時間で成果を上げたかというクオリティを重視することで、週3日勤務や10時始業などそれぞれに合った働き方を実現しています。
効率を上げるためには、まず残業を減らすこと。
仕事の後に予定を入れたり、家庭の時間を大切にしたり。平日も仕事だけで疲弊するのではなく、プライベートとのバランスを取りながら働くことが大切です。
本当の意味で女性が活躍する社会にするためには、日々の生活を大切にできる時間的余裕が必要不可欠。
そのためにも、仕事における時間を効率的に使うことで、ワークライフバランスを実現することができると考えています。
周囲を納得させる定時退社チームへ
最後に、チーム全体で「定時退社」を徹底するためには、周囲の理解を得ることも重要です。
社内外の関係者に対して、定時退社を目指す取り組みが成果に直結していることを示すことで、チームの働き方改革がスムーズに進みます。
私たちは創造性とチームワークを活かし、高い生産性を上げることで働く時間を無駄しない「定時退社」を叶えることができるようになりました。
これはただ単にサービス残業をなくすだけでなく、充実した仕事とプライベートの両立を実現することで、アースで働く社員みんなが楽しい人生を送ってほしい。そうした代表の願いが込められています。
まとめ
不動産業界で働くことに興味がある方、未経験から新しいことに挑戦したい方、ぜひアースで一緒に働きましょう!
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