【解決事例】定年退職後にローン返済ができない高齢者が増えています
こんにちは!山下です。
すっかり春らしい温かい季節となりました。
花の盛りもすぎ、日中は少し汗ばむほどの季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
わたしは入社から半年がたち、いろんな売買を経験させていただいて、少しずつではありますが成長させていただいております(^-^)
さて今回は、つい先日私が担当させていただいた
任意売却からのリースバック&買戻し希望でご成約になった事例のご紹介です。
ご相談内容とそれまでの経緯
今回の依頼者様は60代ご夫妻。
平成16年(ご主人が50歳の時)に新築で購入され、75歳完済の予定で住宅ローンを組んでおられました。
定年退職後の収入減は計算に入れていたはずも、家計のやりくりが思ったよりうまくいかず、
ご主人にも相談できないまま、一人悩まれていた奥様。
住宅ローンの滞納が続き、とうとう代位弁済されてしまいました。
※代位弁済(だいいべんさい)とは、返済できない借主に代わって、第三者が支払いを行うことを言います。
家のお金のことは完全にノータッチだったご主人は、状況を打ち明けられてびっくり。
もう家を手放すしかないのか・・・と息子さんを交えて家族会議をされたとのこと。
そんな時に、息子さんの知人よりインターネットで調べた弊社の事を聞き、
「住み続けることができて、なお買い戻しもできるのか?!」とお問合せをいただきました。
弊社がおこなった対応
状況をお伺いしたところ、幸い固定資産税の滞納や他社からの借入や差押えもなく、
交渉先は住宅ローンの債権回収会社1社のみ。
金額さえ折り合えば、リースバックも可能ということで、弊社に任意売却をお任せいただく事になりました。
販売開始当初は値段も高く、リースバックが出来る金額ではありませんでしたが
債権者と粘り強く交渉を続けた結果、当初予定していた家賃より少し金額は上がってしまいましたが
折り合いのつく金額で弊社での買取が決まり、リースバックで住み続けることができるようになりました。
退職後のローン返済が難しい方が増えています
老後もこの家で・・・と思っていたところに
思いもよらない「家を売却」という事態が発生して動揺されていたご夫婦でしたが、
まずは一旦賃貸と言う形にはなりましたが、今までの愛着のある家に住み続ける事ができてホッとされたようです。
今後の予定では3年後、息子さんによる買い戻しの予定です。
このように、定年退職による収入減から年金受給までの期間に支払が困難になるケースも増えております。
こういった事案がございましたら、是非一度ご相談くださいね(^-^)
親身になって解決に向けて対応させていただきます!