今、中古不動産が人気の理由~平成27年度 不動産情報コラム(3)~
こんにちは!瀬戸です
もう暦の上ではもう春となりました
とはいえ、まだまだ寒い中、みなさんお元気でお過ごしでしょうか
(先日、会社からの帰り道にお花を買いましたラナンキュラス、大好きなんです)
さて、
本年度(2015年)の不動産情報コラムのお時間です
前回②では、弊社が今年「中古住宅」の再販を軸に力を入れていきたい中で、
その取り組む理由や事業体制についてお話しさせていただきました。
今、「中古不動産」って人気なのです。
とは言うものの、「中古」って実際どうなの新築と比べてどうなんだろうという
疑問や不安など気になる本音も当然あると思います
そこで今回は、なぜ人気なのかメリットをご紹介していきたいと思います
◆その: 新築よりお手軽な価格でお好きな住まいを実現できる
構造上に支障が無い範囲であれば、リフォームで理想の間取りに変えられます
(例)
・4LDK→1室壁を取り除いて広いLDKの3LDKタイプへ
・和室→洋室、また洋室→和室へ ・・・など
設備面も、浴室や洗面、キッチンは新品と交換したり、ごっそり最新式へ入れ替えれば
まったく様子が変わります
壁や天井、床面のクロスも張り替え直せば、室内はもう新築そっくりです
新築より価格が安い中古住宅を購入し、リフォームに費用を掛けても
その方がリーズナブルだったり、自分らしい住空間にすることが出来たりしますよ
◆その:憧れや希望の立地に住むことが出来るかもしれません
最寄駅から近い、周辺環境が生活に便利、都心など人気の立地…など、
新築価格なら購入が厳しいものでも、中古物件なら価格帯が下がり手が届くかもしれません
◆その:実際の物件(外観・室内)を確かめることが出来る
新築の場合、未完成のことが多いので、どうしても買う前に実物を見ることはできません。
その点、中古物件は内覧が可能なので、特に室内の不具合部分や管理状態を確認しながら
購入の検討が出来ます。家具の配置など実際のイメージもより沸きやすいですね
眺望などが確認出来るのも意外と大きなポイントだと思います
◆その:ローンだって問題無く組めますよ
中古でも住宅ローンはちゃんと組めますし、金融機関は各種応じた商品を提供しています。
購入と同時にリフォームをする場合は、リフォームローンを利用することも可能です
また、中古住宅に対する給付金や減税制度もありますので、新築より劣る理由にはならないのです。
何なら、ローン額が抑えられるので、早期返済や経済的負担の軽減にもなるのです
まだまだ経済情勢が不安定だったり、収入額の伸び悩みが多い中で「中古物件の購入」は、
少しでも快適な暮らしを叶える有効な選択肢だったりするわけです
◇では、「中古」へのデメリットは無いのか?
もちろん、まったく無い、とは言い切れません
建物自体の築年数は取り戻すことはできませんし、
新築の新しいものへの気持ち良さ、という点はこれもどうしようもありません
中古物件の隠れた不具合や、耐震性・断熱性などの住宅の品質への不安も確かに挙げられます
新築・中古、それぞれ相反するメリット・デメリットがあるので、
最終的には購入時のきちんとした確認や検討がとても重要になってくるのです
ちなみに欧米では、もともと中古住宅の流通比率が日本の数倍も高かったそうで、
リノベーションやリフォームも当然のごとく行われてきました
それに対し日本は、新築に対する憧れやステータスなどの価値観に加えて
戦後の国策の影響もあり、あまり浸透していなかったのですが、
近年からはその状況も変わってきております
老朽化したマンションの建て替えの厳しさや、増え続けた住宅による古物件のストック数などの原因で、
これからはますます「中古不動産」に対する注目は高まることでしょう
今は、古いものの中に価値やオリジナリティを見出す考え方が増えてきています
経済的にもより豊かなライフスタイルを求めていける「中古物件」、
ぜひみなさんも一緒に考えませんか?
わたくしどもも、しっかりサポートさせていただきますので、
ご検討の際はぜひお気軽にご相談ください