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EARTH CONSULTING OFFICE
2015.05.22 スタッフブログ

中古住宅の安心制度<後編>~平成27年度 不動産情報コラム(10)~

みなさん、こんにちは~瀬戸です

 

昨日、阪神VS巨人戦の野球チケットが手に入り、かなり久しぶりに甲子園まで観戦してきました

わたしは生まれも育ちも大阪なので阪神を応援しており見事勝利

 

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ただ、応援に熱が入りすぎて、名物の「甲子園カレー」をまんまと洋服にこぼしました。。。

 

 

では今日も、

本年度(2015年)の不動産情報コラム

のお時間です

 

前回⑨では、中古住宅の安心性について、瑕疵担保やそれに関する保険制度のお話をしました。

今回も、さらなる安心制度を幾つかご紹介したいと思います

 

事前インスペクション(保険申込前現場検査)

 

通常、中古住宅を購入することとなり瑕疵保険への申込み後に加入適合するか否かの検査を行うのですが、

それを事前に実施し、検査員が「既存住宅売買瑕疵保険」の現場検査を行う制度です。

(—>「既存住宅売買瑕疵保険」についての詳細は、5.15付 <前編> をご覧くださいね

 

中古住宅の売買を始める時点で、瑕疵保険の付保が可能かどうかを把握できますし、

その物件の状況や必要な補修方法なども知ることができるという特徴があります

これなら買主も安心して物件購入できることに繋がり、

また売主も買主側へ提供する販売予定住宅の貴重な情報の一つとして活用できます

 

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なお、検査の一例としましては、基礎のひび割れ幅が過大で無いか、床下での基礎の欠損有無、

外壁の防水措置の状況確認、小屋裏の状況確認…などです

 

検査終了後、報告書が届くので、それを確認した上での物件購入→保険加入…という流れになります。安心ですね

 

リフォーム瑕疵保険

 

リフォーム工事後、万一欠陥が見つかった場合、その欠陥の補修費用等が保険金として支払われます。

「既存住宅売買瑕疵保険」と同様、リフォーム工事について建築士による現場検査が行われます。

この保険も、もしリフォーム業者が倒産している場合には、発注者(買主)に

直接保険金が支払われますので、安心ですね

 

また中古住宅購入してリフォームする場合に備えて、「既存住宅売買瑕疵保険」と

「リフォーム瑕疵保険」がセットになった保険商品もございます

それぞれ2つの保険に入るよりも料金が安く、手続きも簡単ですのでお得です

ただ、保険会社によっては取扱いの無い場合もありますので、ぜひ確認してみましょう

 

なお、住宅瑕疵保険責任保険を取り扱う保険会社は、

平成27年9月時点で5社が国土交通大臣より指定されています。

5社とも全国対象に業務を行っておられ、この中から自由に選択して保険契約を締結できます。

ただ、リフォーム瑕疵保険とのセット保険や、各保険料などは各社で異なるので、

それぞれ調べて比較し、ご自身に合った内容をご選択くださいね

 

ご参考:(一社)住宅瑕疵保険責任協会のホームページ・・・http://kashihoken.or.jp/

 

中古住宅の場合、前の所有者がどの様な建物の使い方をしていたのだろうか…など

購入前の内覧だけでは把握できない箇所がたくさんあるかと思います。

それに、経年劣化での傷みはどうしても避けられないものです

 

でも、こういった事前検査を行い、専門家による入念なチェックのもと、
保証がされている…ということだけでも、

かなり大きな安心に繋がるのではないでしょうか

 

備えあれば憂いなし

事前の確認で、ぜひ賢い中古住宅の購入を進めてまいりましょう

 

 

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